女子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、WTAプレミア5)に第1シードで出場を予定していた世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)は、右肩の炎症を理由に大会直前に欠場する決断を下した。
今大会でこれまで3度の優勝を持つセリーナ。上位シード8選手は1回戦が免除されているため、2回戦から登場する予定だった。
「肩に炎症があるため、残念ながらロジャーズ・カップを欠場せざるを得ません。モントリオールでの試合を楽しみにしていました。またすぐにコートへ戻れることを期待しています」とセリーナは、自身の想いを伝えた。
セリーナは今月初旬に行われたウィンブルドンで7回目の優勝を飾ると同時に、
S・グラフ(ドイツ)が持つグランドスラム史上最多優勝の22回に並んでいた。
「今年はオリンピックが開催されるシーズンだから、より厳しいスケジュールで選手達は戦っている」と語るのは大会主催者のE・ラピエール。
そして「時には体に休養が必要。我々はセリーナの早い回復を願っているし、今後のシーズンでも更なる成功を願っている」と、セリーナへの想いも加えていた。
セリーナの枠には第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)が入り、
M・プイグ(プエルトリコ)と予選を勝ち上がった
N・ブローディ(英国)の勝者と2回戦で対戦する。繰り上がった第9シードの
S・クズネツォワ(ロシア)が2回戦から登場。
(STATS - AP)
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