テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・マレー(英国)が第12シードの
JW・ツォンガ(フランス)を7-6 (12-10), 6-1, 3-6, 4-6, 6-1のフルセットで下し、2年連続7度目のベスト4進出を果たした。
>>マレーvsツォンガ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<マレーとツォンガの準々決勝は、センターコートの第1試合で第3シードの
R・フェデラー(スイス)と第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)の3時間17分に及ぶフルセットの激闘後に行われた。
マレーは2セットアップとするも、果敢に攻め続けてくるツォンガに大苦戦。しかし、最後は地元の大声援に後押しされ、ベスト4へ駒を進めた。
準決勝では第10シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)と対戦する。
2013年のウィンブルドンでは1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりの地元優勝を飾っており、今回は3年ぶり2度目のタイトル獲得を狙う。昨年は準決勝でフェデラーに敗れた。
一方、敗れたツォンガは2012年以来2度目のベスト4進出とはならなかった。過去のウィンブルドンでは2011・2012年に4強入りしている。
今大会は3回戦で第18シードの
J・イズナー(アメリカ)を6-7 (3-7), 3-6, 7-6 (7-5), 6-2, 19-17の大逆転で下し、4回戦では第7シードの
R・ガスケ(フランス)の途中棄権により準々決勝へ駒を進めていた。
■関連ニュース■
・フェデラー 大逆転勝利で4強・錦織 リオ五輪出場が微妙に・錦織「情けない」 2年連続棄権