テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会4日目の30日、男子シングルス2・3回戦が行われ、2年ぶりに16強入りした第5シードの
錦織圭らのトップハーフでは、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が敗れる大波乱が起きた。
>>錦織vsチリッチ1ゲーム速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<錦織は世界ランク42位の
A・クズネツォフ(ロシア)と対戦。2度の中断を挟むなど、集中力を保つのが難しい中でストレート勝ちし、ウィンブルドンでは2014年以来の自己記録に並ぶベスト16進出を果たした。
4回戦では第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチとは過去10度対戦し、7勝3敗。グランドスラムの舞台で顔を合わせるのは2014年の決勝以来で、その時はストレートで敗れた。
同日の3回戦では、第1シードのジョコビッチが第28シードの
S・クエリー(アメリカ)に敗れる波乱に見舞われた。
全仏オープンで生涯グランドスラム(全豪・全仏・全英・全米のグランドスラム全4大会で優勝)を達成し、更なる偉業となる年間グランドスラム(同シーズンにグランドスラム全4大会で優勝)を目指していたが、その夢は潰えた。
ジョコビッチのグランドスラムの連勝は30でストップ。更に、連続での準々決勝進出記録も28でストップとなった。この記録は歴代2位で、
R・フェデラー(スイス)の36大会連続が最長記録。
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