男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハーレ、芝、ATP500)は14日、予選勝者で世界ランク102位の
杉田祐一(日本)が同63位の
T・フリッツ(アメリカ)を7-6 (7-4), 2-6, 6-3のフルセットで下し、2回戦進出と同時に今季ツアー大会初勝利をあげた。
>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この試合は前日に組まれていたが、悪天候によりこの日に順延となっていた。
第1セットのタイブレークを制した杉田は、第2セットを落とすもファイナルセットで主導権を握り勝利した。
2回戦では、第6シードの
D・フェレール(スペイン)を下した
A・セッピ(イタリア)と対戦する。また、杉田が2回戦でセッピに勝利し、第2シードの
錦織圭(日本)が勝ち上がった場合、準々決勝では錦織と杉田の日本人対決が実現する。
一方、敗れたフリッツは現在世界ランキングのトップ100の選手の中で最も若い18歳。今年は2月のメンフィスオープンで錦織に敗れるもツアー大会初の準優勝を果たすなど頭角を現しており、将来が期待されている。
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