男子テニスツアーのリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク105位の
伊藤竜馬(日本)が同70位の
I・ドディグ(クロアチア)を6-3, 1-6, 6-0のフルセットで下し、初戦突破を果たした。
この試合、第1セットを先取した伊藤は、第2セットを落としてセットカウント1-1とされるも、ファイナルセットでは、世界ランキングで最高29位までのぼりつめた実力者のドディグを圧倒し、6ゲーム連取に成功。1時間19分で勝利した。
2回戦では、第5シードの
S・クエリー(アメリカ)と対戦する。両者の対戦は今回が初めて。
伊藤は、前週の全仏オープンでは予選1回戦で敗れ、2年連続の本戦出場とはならなかった。3月のマイアミ・オープンでは、
N・マウー(フランス)を破ってマスターズ大会初勝利をあげている。
また、今大会は日本勢から、世界ランク117位の
西岡良仁(日本)が出場していたが、同196位の
S・コズロフ(アメリカ)に敗れ、初戦で姿を消している。
今大会のシード勢は第1シードに
D・フェレール(スペイン)、第2シードに
B・トミック(オーストラリア)、第3シードに
I・カルロビッチ(クロアチア)、第4シードに
S・ジョンソン(アメリカ)となっており、上位4シードは1回戦免除で2回戦からの登場。
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