テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会12日目の2日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク58位の
K・ベルテンス(オランダ)が第8シードの
T・バシンスキー(スイス)を7-5, 2-6のストレートで下し、グランドスラム初のベスト4進出を果たした。
>>全仏オープン対戦表<<この試合、両者譲らぬ接戦となるも、第12ゲームでブレークに成功したベルテンスが第1セットを先取に成功。その後はベルテンスが勢いに乗り、3度のブレークに成功するなどバシンスキーを圧倒、ベスト4最後の枠を掴み取った。
準決勝では、第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。両者は昨年の全米オープンで対戦し、その時はセリーナが勝利している。
現在24歳のベルテンスは今大会1回戦で第3シードの
A・ケルバー(ドイツ)を破る大金星をあげ、2回戦で
C・ジョルジ(イタリア)、3回戦で第29シードの
D・カサキナ(ロシア)、4回戦で第15シードの
M・キーズ(アメリカ)、そして準々決勝でバシンスキーを下して四大大会初の4強入り。また、ベスト4で唯一のノーシードプレイヤーとなった。
前哨戦のニュルンベルガー・カップ(ドイツ/ニュルンベルク、レッドクレー、WTA インターナショナル)ではツアー初優勝を飾り、弾みをつけてパリへと乗り込んでいた。
一方、敗れたバシンスキーは2年連続のベスト4進出はならなかった。4回戦では
V・ウィリアムズ(アメリカ)を下してのベスト8進出だった。
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