テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の主催者は、31日に行われた第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)の4回戦を2時間1分戦った後に、雨のため翌日へ順延と決めたのはチケットの払い戻しをしたくなかったからではないと弁明していた。
>>全仏オープン 対戦表<<チケットの払い戻しは、2時間未満の試合に対して行われることになっている。
大会主催者である
G・フォルジェ(フランス)は「払い戻しがされないコート・フィリップ・シャトリエのチケットを持つ観客に不満や怒りが生じていた。」と語った。
フォルジェは加えて、大会レフリーであるS・フランソンがいつ中断し、いつ再開するかを決めており「試合のことを常に最優先に考えている。」と語っていた。
続けて、もしシャトリエのチケット所有者へ払い戻しが行われた場合、大会自体ではなく全仏オープンの保険会社がその金額を支払うことになっていると明かしていた。
「我々は、善意に溢れた行いをしている。」ともフォルジェは語った。
その他のコートのチケットを持っている観客で、2時間未満の試合に対しては半額が払い戻される。
ジョコビッチは1日に再開された試合で、バウティスタ=アグをセットカウント3ー1で下して準々決勝へ進んだ。
(STATS - AP)
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