テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会11日目の1日、男子シングルス4回戦が行われ、第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)が世界ランク80位の
E・ガルビス(ラトビア)を4-6, 6-2, 6-2, 6-3の逆転で下し、グランドスラム初のベスト8進出を決めた。
>>全仏オープン対戦表<<31日、ゴファンは2014年の全仏オープン・セミファイナリストであるガルビスに対し、3ゲーム連取を許したところで雨が強くなり1日に持越しとなった。
ゲームカウント0-3から再開されたこの日、リードされていた第1セットを落としたゴファンだったが、第2セットからは1度もブレークを許すことない安定したゲームを展開し、四大大会初のベスト8進出を決めた。
敗れたガルビス
準々決勝では、第13シードのD・ティエムと対戦する。ティエムは4回戦で世界ランク56位の
M・グラノジェルス(スペイン)を下し、ゴファンと同様にグランドスラム初のベスト8進出を決めている。
今シーズン、25歳のゴファンは3月のBNPバリパ・オープンでマスターズ初のベスト4進出を果たすと、翌週のマイアミ・オープンでも4強入り。大きな大会でも結果を残し、世界ランキングでは13位と自己最高を更新する躍進のシーズンとなっている。
一方、敗れたガルビスは今大会1回戦で
A・セッピ(イタリア)、2回戦で第26シードの
J・ソウサ(ポルトガル)を下して勝ち上がり、3回戦は
JW・ツォンガ(フランス)の棄権により4回戦進出を果たしていた。
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