男子テニスツアーのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1・2回戦が行われ、第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
B・ペール(フランス)を5-7, 6-2, 6-1の逆転で下し、3回戦進出を決めた。
>>BNLイタリア国際対戦表<<今大会は上位8シードが1回戦免除のため、この試合が初戦だったワウリンカは親友のペールと対戦し、第1セットを落とす苦しい展開。しかし、第2セット以降は5度のブレークに成功するなどで初戦を突破した。試合時間は1時間50分。
3回戦では世界ランク114位の
J・モナコ(アルゼンチン)と対戦する。両者は今回が5度目の対戦で、過去はワウリンカの4連勝。
ワウリンカは4月のモンテカルロ・ロレックス・マスターズで
R・ナダル(スペイン)に敗れて準々決勝敗退。前週のムチュア・マドリッド・オープンでは初戦の2回戦で
N・キリオス(オーストラリア)にストレート負けを喫した。
同日にはシングルス1回戦も行われ、第9シードの
D・フェレール(スペイン)が予選を勝ち抜いた世界ランク203位の
F・ボランドリ(イタリア)に苦戦するも4-6, 7-5, 6-1の逆転で勝利し、2回戦へ駒を進めた。
2回戦では、1回戦で
F・フォニュイーニ(イタリア)を下した世界ランク51位のG・ガルシア=ロペスと対戦する。過去はフェレールから9勝1敗。
その他のシード勢では第8シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第12シードの
D・ゴファン(ベルギー)、第15シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)は勝利したが、第16シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)はモナコに敗れた。
また、ワウリンカらとは反対のトップハーフ(対戦表の上半分)では第6シードの
錦織圭が世界ランク24位の
V・トロイキ(セルビア)に苦戦するも、5-7, 6-2, 6-3の逆転で勝利して3回戦進出を決めた。
トロイキは1回戦で
T・ガバシュビリ(ロシア)をストレートで破っての勝ち上がりだった。
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