女子テニスツアーの下部大会であるカンガルーカップ国際女子オープンテニス2016(岐阜/長良川テニスプラザ、ハード、ITFサーキット)は8日、シングルス決勝が行われ、世界ランク204位の
桑田寛子が第1シードで同79位の
ワン・チャン(中国)を6-2, 2-6, 6-4のフルセットで下し、優勝を飾った。
決勝戦、第1セットを先取した桑田は第2セットを落とすも、ファイナルセットでは4度のブレークに成功。1時間51分で接戦を制し、栄冠を掴んだ。試合を通して7度のブレークチャンスを全て活かす桑田の勝負強さが光った。
今大会は1回戦で
鵜飼美希、2回戦で第7シードのSJ・チャン(韓国)、準々決勝で
澤柳璃子、準決勝でZ・リン(中国)、そして決勝でチャンを下しての優勝。
昨年11月の全日本選手権で悲願の初優勝を果たした桑田は、当時「世界トップ100を目指してやっている。」と話していた。
また7日に行われたダブルス決勝では、第1シードの
穂積絵莉/
加藤未唯組が桑田/
奥野彩加組を6-1 6-2のストレートで下して優勝。
穂積/ 加藤組は4月のカトヴィツェ・オープン(ポーランド/カトヴィツェ、ハード、WTAインターナショナル)でツアー初タイトルを獲得している。
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