男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)のシングルス決勝戦で、第1シードの
R・ナダル(スペイン)に敗れて準優勝となった第2シードの
錦織圭(日本)は大会史上3人目の3連覇を狙ったが、惜しくも達成することは出来なかった。
>>バルセロナ・オープン対戦表<<この日、錦織は第1セットで8度のブレークチャンスを掴むもブレークしたのは1度。対するナダルは2度のブレークチャンスを活かした。
第2セットでも攻めの姿勢を崩さずチャンスをつくり続けた錦織だったが、BIG4の一角であるナダルの勝負強さが上回り、4-6, 5-7のストレートで敗れた。
表彰式で錦織は悔しさが表に出ないようにしているような素振りを見せていた。
この大会の恒例行事となっている優勝者のプール飛び込み。2014・2015年に優勝した錦織はボールパーソン達と勢いよく飛び込み、楽しそうに笑い合う姿が印象的だったが、今年はそれを実現することが出来なかった。
今後は、5月1日からのムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)へ出場する予定となっている。
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