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男子テニスツアーのモンテカルロ・ロレックス・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１１日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク３８位のＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）が同３５位のＴ・ベルッチ（ブラジル）を7-5, 6-1のストレートで下して初戦突破。この結果、第３シードのＲ・フェデラー（スイス）は初戦の２回戦で３２歳のガルシア=ロペスと対戦することが決まった。今大会は上位８シードが１回戦免除のため、フェデラーは２回戦からの登場。

＞＞モンテカルロ・マスターズ対戦表＜＜

フェデラーは過去にガルシア=ロペスと３度対戦し、いずれもストレートで勝利している。直近の対戦は２００９年のウィンブルドン。

上位シード勢が勝ち進むと、３回戦で第１４シードのＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）、準々決勝で第８シードのＪＷ・ツォンガ（フランス）、準決勝では第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）か第７シードのＤ・フェレール（スペイン）と対戦する組み合わせとなっている。

今年の全豪オープン準決勝でジョコビッチに敗れた後に膝の手術を受けたため、公式戦から遠ざかっていたフェデラーは今大会が復帰戦。３月のマイアミ・オープンにはエントリーしていたがウイルス性疾患により、初戦の２回戦を棄権した。

３４歳のフェデラーはキャリア通算８８勝、グランドスラムで史上最多１７度の優勝を飾っているが、モンテカルロ・マスターズでは未だタイトルを獲得していない。２００６・２００７・２００８年はＲ・ナダル（スペイン）、２０１４年はＳ・ワウリンカ（スイス）にそれぞれ決勝で敗れ、４度の準優勝に甘んじている。昨年はＧ・モンフィス（フランス）に敗れて３回戦で姿を消した。

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