男子テニスツアーの下部大会である かしわ国際オープンテニストーナメント(千葉県柏市/吉田記念テニス研修センター、ハード)は大会5日目の8日、シングルス準々決勝が行われ、世界ジュニアランク2位の17歳
綿貫陽介が予選勝者の
高橋悠介を0-6, 6-3, 6-1の逆転で下してベスト4進出を決めた。
この試合、綿貫は第1セットをベーグルで落とすも、第2セット以降は高橋に1度もブレークを許さず1時間57分で勝利を手にした。
準決勝では、第4シードの
吉備雄也と対戦する。吉備は、同日の準々決勝で
井藤祐一をストレートで下しての勝ち上がり。
17歳の綿貫は今大会、1回戦で予選勝者の豊野潤也、2回戦で第2シードの
竹内研人、そして準々決勝で高橋を下して準決勝へ駒を進めている。
前週の筑波大学MEIKEIオープンテニスで予選から決勝進出を果たし、
今井慎太郎を逆転で下して優勝を飾った。
今シーズンは、1月の全豪オープン・ジュニアでベスト8進出。3月のポルト・アレグレ国際ジュニアで優勝を飾るなど好成績を残しており、世界ジュニアランクでは2位を記録している。
また、同日の準々決勝では第3シードの
越智真、第4シードの吉備、第7シードの
片山翔が準決勝へ駒を進め、ベスト4が出揃った。
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