女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は13日、シングルス3回戦が行われ、2回戦で元女王の
V・ウィリアムズ(アメリカ)を破る金星をあげた予選勝者の
奈良くるみは
B・ストリツォワ(チェコ共和国)に6-3, 1-6, 2-6の逆転で敗れ、大会初のベスト16進出とはならなかった。
この試合、第1セットを先取した奈良だったが、第2セットを落としてセットカウント1-1とすると、ファイナルセットの第1ゲームでストリツォワにブレークを許す苦しい展開に。その後は挽回することが出来ず、力尽きた。
今大会は予選を勝ち抜き本戦出場を果たすと、世界ランク50位の
T・ペレイラ(ブラジル)を下して初戦突破。2回戦では第10シードで元世界ランク1位のヴィーナスを下す金星をあげていた。
24歳の奈良は2014年のリオ・オープン女子でツアー初優勝を飾り、世界ランキングでの自己最高は同年の32位。
また、昨年12月に行われた国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンドでは、世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)を破る金星をあげた。
今大会、その他の日本勢では
土居美咲、
日比野菜緒、予選を勝ち抜いたの
尾崎里紗は1回戦で敗退した。
一方、勝利したストリツォワは、世界ランキングで2015年に自己最高の20位を記録。これまではツアー大会で1勝しており、グランドスラムでは2014年のウィンブルドンでベスト8へ進出している。
■関連ニュース■
・奈良くるみ、元女王破る金星・サフィン 奈良お姫様抱っこ・IPTL 奈良がセリーナ破る金星