9日から開幕したテニスの準グランドスラムとも呼ばれる男女共同開催のBNPパリバ・オープン(アメリカ/ インディアンウェルズ、ハード)に第2シードで出場している世界ランク9位の
P・クヴィトバ(チェコ共和国)らトップ選手が、7日に禁止薬物の陽性反応が出たことを公にした
M・シャラポワ(ロシア)の発表に対してコメントした。
2度のウィンブルドン優勝を持つクヴィトバは「このことがテニス界に悪影響を与えないことを願う。ファンの方々がまだテニスを好きでいてくれることを願っている。我々はみんな、何を服用していて何が体に入っているかを知らなければならないと思う。」と、今回のシャラポワについて「多大な過ち」を犯してしまったと感じていると語った。
さらにクヴィトバは、ある意味今回の事件がスポーツにとって前向きなことに繋がるとも話した。
それは「クリーンなスポーツであるように努めている我々にとって、これはある種の一例なのだと思っている。つまり、そのシステムがしっかり運営されていて、担当している機関がちゃんとした検査をしているという証拠でもあるから。」と意見を表していた。
世界ランク5位の
S・ハレプ(ルーマニア)は「テニスというスポーツにとってとても辛い瞬間だった。」とコメント。
ハレプは毎年世界アンチ・ドーピング機構(WADA)のアップデートされたリストを個人的にチェックしているという。そして「何かを服用する時は常に、禁止薬物や反ドーピングなどについて詳しい人に訪ねている。薬などを服用する時は、その前にとても注意深くチェックをしなければならない。」と語っていた。
(STATS - AP)
■関連ニュース■
・シャラポワ、ナダル「最悪」・シャラポワ ラケット契約継続・シャラポワ 大型3社契約停止