女子テニスのBNPパリバ・オープン女子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク125位で予選勝者の
尾崎里紗(日本)は同42位の
E・ブシャール(カナダ)に6-2, 4-6, 2-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。
この試合、第1セットを先取した尾崎だったが、第2セット以降はブシャールに6度のブレークを許し、1時間58分で敗れた。
尾崎は今シーズン、2月のマレーシア・オープンでツアー大会初勝利をあげるなど、徐々に調子を上げ、7日付世界ランキングでは自己最高位となる125位を記録した。
一方、勝利したブシャールは2回戦で第21シードの
S・スティーブンス(アメリカ)と対戦する。
2014年のウィンブルドンで準優勝を飾るなどの活躍を見せたブシャールは10月に世界ランク5位を記録。その後は、全米オープンの大会中に脳震盪を引き起こすアクシデントも重なり、ランクを落としていた。しかし、今シーズンは2度の決勝進出を果たすなど、復活の兆しを見せている。
また、今大会には日本勢女子から4名の選手が出場していたが、
日比野菜緒(日本)と
土居美咲(日本)は同日行われた試合で初戦敗退となっており、残るは
奈良くるみ(日本)のみとなった。
奈良は11日のシングルス2回戦で第10シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。
今大会のシード勢は第1シードに
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第2シードに
A・ケルバー(ドイツ)、第3シードに
A・ラドワンスカ(ポーランド)、第4シードに
G・ムグルサ(スペイン)、第5シードに
S・ハレプ(ルーマニア)、第6シードに
C・スアレス・ナバロ(スペイン)、第7シードに
B・ベンチッチ(スイス)、第8シードに
P・クヴィトバ(チェコ共和国)となっており、シード選手は1回戦免除で2回戦からの登場。
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