7日、テニスのグランドスラムで5度の優勝を誇る
M・シャラポワ(ロシア)はアメリカのロサンゼルスで記者会見を開き、1月の全豪オープン期間中に受けた薬物検査で禁止薬物の陽性反応が出たことを発表。これに対し、女子テニスで元世界ランク1位の
J・カプリアティ(アメリカ)は「非常に憤慨し、落胆した。」と自身のツイッターで想いを綴った。
シャラポワは禁止された薬物の摂取を自身でも認めており、メルドニウムをこの10年間服用していたとも話した。メルドニウムは今年から禁止薬物となっている。
カプリアティは「どんなものであれ、違反行為を犯す選択肢はないし、自分のキャリアを失わなければならない。タオルを投げ入れて苦しむしかない。」とも綴っていた。
39歳のカプリアティはグランドスラムで3度の優勝を飾っており、オリンピックの金メダリストでもある。また、カプリアティはわずか13歳にして天才少女としてプロデビューを果たした。そして14歳でトップ10入りしたのは、テニス史上最年少記録。
現役最後のシーズンとなった2004年は腰の怪我に泣かされ、引退を余儀なくされた。当時カプリアティは自身が望んでいたより早く現役引退を強いられてしまったと語っている。また、2012年にテニス殿堂入りした。
カプリアティはツイッターでのコメントを、テニスや人生における純粋さと虚偽について長い間語ってきた中の1つであるとしていた。
(STATS - AP)
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