男子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権男子(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード)は27日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
M・バグダティス(キプロス)を6-4, 7-6 (15-13)のストレートで破り、開幕戦のチェンナイ・オープンに続き今季2度目の優勝を飾った。
今大会ワウリンカは
S・スタコフスキ(ウクライナ)との1回戦で、あと2ポイントで敗戦という崖っぷちからの逆転勝利で勝ち上がっていた。
「この大会を優勝で終われるなんて、まさに驚きの1週間となった。」と語るワウリンカは、この大会に今年が3度目の出場で、それまでの2度はいずれも初戦敗退を喫していた。
今回の優勝は、今季開幕戦のチェンナイ・オープン3連覇に次ぐ2度目のタイトルで、これで2014年の全豪オープンと2015年の全仏オープンを含め、決勝戦では9連続での勝利となった。ワウリンカが決勝戦で敗退したのは2013年にまでさかのぼる。
なぜそんなに決勝戦で負けないのかと問われたワウリンカは「理由など分からない。その大会でどんどん勝ち上がると、自信も増してくるのは感じている。決勝戦へ勝ち進むと、ベストのプレーが出来ていると思う。」と答えていた。
(STATS - AP)
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