男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー)は21日、シングルス決勝が行われ、
P・クエバス(ウルグアイ)が
G・ペラ(アルゼンチン)を6-4, 6-7 (5-7), 6-4のフルセットの末に下し、キャリア通算4度目、今シーズン初優勝を飾った。
第1セットの途中で3時間を超える中断を挟んだ決勝戦、クエバスは集中力を切らすことなく14本のサービスエースを叩き込むなど、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得。さらに1度もブレークを許さず、2時間16分で栄冠を掴みとった。
今大会は雨や強風による試合中断が多かった。
準決勝では
R・ナダル(スペイン)から初勝利をあげ、ATP500で初めての決勝進出を果たしたクエバス。昨年のブラジル・オープン以来、約1年ぶりのタイトル獲得となった。
30歳のクエバスは1月の全豪オープン1回戦で
西岡良仁(日本)を下すも、
N・キリオス(オーストラリア)に敗れ2回戦敗退となっていた。
また、22日発表の世界ランキングでは27位まで順位を上げている。今週はブラジル・オープンに連覇をかけ、出場する。
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