第30回テニス日本リーグは12日、男子決勝トーナメント準々決勝が行われ、イカイが明治安田生命を3-0で破り、準決勝進出を決めた。
第1試合でイカイの
小ノ澤新が大塚拳之助に完勝すると、第2試合では元世界ランク78位の
R・ラム(アメリカ)が
綿貫敬介をストレートで下した。
ラムに敗れた綿貫敬介
ラムは
P・サンプラス(アメリカ)のようなフォームからのサーブ・アンド・ボレーを得意としており、昨年はATPツアーであるホール・オブ・フェーム選手権決勝で
I・カルロビッチ(クロアチア)を破りツアー2勝目をあげた。さらに2012年の同大会では準々決勝で
錦織圭をストレートで破っている。
また、
佐藤文平/
斉藤貴史組が勝利し、イカイは危なげなく準決勝へ駒を進めた。
佐藤文平
勝利したイカイは、準決勝で2連覇を狙う三菱電機と対戦する。この日、三菱電機は準々決勝でレック興発を3-0で下しての勝ち上がり。
【イカイ 3-0 明治安田生命】
シングルス1:R・ラム 6-3, 7-6 (7-3) 綿貫敬介
シングルス2:小ノ澤新 6-1, 6-1 大塚拳之助
ダブルス:佐藤文平/ 斉藤貴史 6-3, 6-2 上村功樹/ 高山和也
日本テニスで全国実業団の頂点を決める日本リーグは、シングルス2試合とダブルス1試合による団体戦形式で行われている。2勝したチームが勝ちとなり、14日には男女の決勝と3位決定戦が行われる。
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