テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は30日、車いすテニスの男子ダブルス決勝が行われ、第2シードの
国枝慎吾(日本)/ G・リード(英国)組は第1シードのS・ウデ(フランス)/ N・ペイファー(フランス)組に3-6, 6-3, 5-7のフルセットで敗れ、4連覇と9度目の優勝とはならなかった。
>>全豪オープン対戦表<<決勝戦、ファイナルセットで国枝/ リード組は主導権を握り、ゲームカウントを5-0とリードしてこのまま勝利するかと思われた。しかし、そこからまさかの7ゲーム連取を許し、3時間28分で敗れた。
四大大会のシングルスで年間グランドスラムを5度達成し、20度のタイトル獲得を誇る車いすテニス界のレジェンドの国枝は、この日勝利するとダブルスの優勝回数も20を達成していた。
今大会のシングルスでは準々決勝でリードにストレートで敗れ、グランドスラム初の初戦敗退を喫した。
その後、リードは全豪オープン初優勝を果たしている。この日リードは連戦の疲れからか、度々メディカルタイムアウトを要求していた。
同日行われた車いすテニスの女子ダブルス決勝では第2シードの
上地結衣(日本)/ M・ブイス(オランダ)が第1シードのA・ファン=クート(オランダ)/ J・グリフォン(オランダ)組を下し、全豪オープン3連覇を達成した。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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