テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は28日、車いすテニスの女子シングルス準決勝が行われ、初優勝を狙う第2シードの
上地結衣(日本)はA・ファン=クート(オランダ)に5-7, 5-7のストレートで敗れ、3年連続の決勝進出とはならなかった。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、上地は第1セットからファン=クートにリードを許す展開となる。ゲームカウント1-4のところで雨により一時中断となり、再開後にブレークバックに成功。ゲームカウント5-5まで追い上げるもファン=クートに2ゲーム連取を許してこのセットを落としてしまう。
第2セットでは、先に上地がリードするもファン=クートに挽回を許し、敗れることになった。
2014年、上地はシングルスで全豪オープン準優勝、全仏オープンと全米オープンで優勝、ダブルスは四大大会全タイトル獲得など飛躍の年となった。
しかし、昨年はシングルスでタイトルを獲得出来ず、ダブルスでは全豪オープンとウィンブルドンで優勝を果たすも、全米オープンでは初戦敗退など思うような結果を残すことが出来なかった。
また、27日に行われた車いすテニスの男子シングルス準々決勝では4連覇と9度目の優勝を狙っていた第1シードの
国枝慎吾(日本)はG・リードに3-6, 6-7 (1-7)のストレートで敗れる波乱に見舞われた。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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