テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は27日、車いすテニスの女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
上地結衣(日本)がS・エラルブロック(ドイツ)を6-0, 4-6, 6-2のフルセットの末に下し、ベスト4進出を決めた。
>>全豪オープン対戦表<<この試合、上地は第1セットをベーグルで先取し、このままストレートで勝利するかと思われたが、第2セットはエラルブロックに挽回され、セットカウント1-1とする。しかし、ファイナルセットは自力の差を見せつけ、1時間48分で勝利した。
上地はこれまで四大大会のシングルスで唯一、全豪だけタイトルを獲得していない(ウィンブルドンはダブルスのみ)。
昨年まで2年連続で決勝戦へ勝ち進んでいるが、あと一歩のところで優勝を逃してきた。
また、同日行われた車いすテニスの男子シングルス準々決勝では4連覇と9度目の優勝を狙っていた第1シードの
国枝慎吾(日本)はG・リード(英国)に3-6, 6-7 (1-7)のストレートで敗れる波乱に見舞われた。
>>WOWOWで全豪オープン実況中!吉崎仁康氏による現地レポート<<
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