テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は16日、女子シングルス予選3回戦が行われ、世界ランク145位の
大坂なおみが同150位の
K・チャン(台湾)を6-2, 6-1のストレートで下し、四大大会で初の本戦出場を手にした。
この試合、大坂は第1セットから主導権を握り、ファーストサービスが入った25本中20本をポイントに繋げた。トータルでチャンに1度のブレークを許すも、自身は6度のブレークに成功して1時間3分で勝利した。
今回初出場の全豪オープンで本戦出場の切符を手にした大坂は、昨年のウィンブルドンで初めてグランドスラム予選に出場。その時は予選1回戦で敗退、続く全米オープンでは予選2回戦で敗れていた。
日本勢からは8選手が予選に出場するも、クルム
伊達公子、
日比万葉、
江口実沙、
穂積絵莉、
加藤未唯は予選1回戦で敗退。
尾崎里紗、
桑田寛子は予選2回戦で敗れた。
日比野菜緒、
土居美咲、
奈良くるみは本戦からの出場。15日に発表された組合せでは、日比野が第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)、土居が第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)、奈良が世界ランク154位の19歳
O・ドダン(フランス)とそれぞれ対戦する。
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