18日から開幕するテニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は15日、女子シングルス対戦表が発表され、四大大会初の本戦出場となった世界ランク58位の
日比野菜緒は、元世界ランク1位で第5シードの
M・シャラポワ(ロシア)と1回戦で対戦することが決まった。
日比野は、全豪オープンでは予選も含めて今回が初の出場となる。昨年は10月のタシケント・オープンでツアー初優勝を飾り、その後の世界ランキングでは自己最高位となる58位を記録。現在は日本勢トップとなっている。
世界ランク65位の
土居美咲は、1回戦で第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)と対戦。両者は過去3度対戦しており、土居はケルバーに1度も勝てたことがない。
土居は、過去の同大会で2013年に初出場で初戦突破し、2回戦ではシャラポワに敗れた。今回が3度目の本戦入りとなる。昨シーズンは10月のBNPパリバ・ルクセンブルグ・オープンで念願のツアー初タイトルを獲得した。
世界ランク84位の
奈良くるみは、初戦で同154位の19歳
O・ドダン(フランス)と顔合わせ。両者は昨年の全仏オープン1回戦で対戦しており、その時はアウェーの中、奈良が逆転で勝利した。
奈良は今回で3年連続の本戦出場で、昨年は1回戦で
A・ラドワンスカ(ポーランド)にストレートで敗れた。2014年には初めて本戦入りし、グランドスラム初の3回戦進出を果たした。
今大会の上位シード勢は、トップハーフに第1シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)、第4シードのラドワンスカ、第5シードのシャラポワ、第6シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第10シードの
C・スアレス・ナバロ(スペイン)が位置。
第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)、第7シードのケルバー、第8シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、第9シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)らはボトムハーフとなった。
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