テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のインドラウンド(インド/ニューデリー、ハード)は11日、フィリピン・マーベリックスとシンガポール・スラマーズの男子シングルスが行われ、
N・キリオス(オーストラリア)が
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)を6-5 (7-5)で下した。
>>IPTLとは・・・?<<この結果、シンガポール・スラマーズがフィリピン・マーベリックスに30-22で勝利した。
試合後、キリオスは「今日は素晴らしい試合だった。全てのセットで勝つことが出来た。IPTLは大好きだし、最高のフォーマット。個人的には、普段のツアーに戻ってもルールの違いへの調節は難しくはない。全く問題はない。」と今大会についても語った。
今年は地元の全豪オープンでベスト8進出、さらに初のツアー決勝進出などの活躍を見せる一方、8月のロジャーズ・カップでは
S・ワウリンカ(スイス)に侮辱的な発言をするなどで話題となったキリオス。
「素晴らしいシーズンを送れた。最高のテニスが出来たり、グランドスラムでも上位へ勝ち上がれたりしたのは、とても良かった。自分はそこまで悪い人ではない。まだ若いし大丈夫。それに今年でかなり成長出来たとも感じている。」
続けて「次のシーズンを楽しみにしているし、試合にも積極的に勝ちにいきたい。チェスだろうがサッカーだろうが、プレーするからには勝ちたい。」とキリオス。
試合の対戦結果は以下の通り。
【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ】
1.レジェンドシングルス
M・フィリプーシス(オーストラリア) 4-6
C・モヤ(スペイン)2.ミックスダブルス
TH・フェイ(フィリピン)/
J・ガイドソバ(オーストラリア)組 5-6 (2-7)
D・ブラウン(ドイツ)/
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組
3.女子シングルス
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア) 3-6
B・ベンチッチ(スイス)4.男子ダブルス
TH・フェイ/ E・ロジェ=ヴァセラン組 5-6 (5-7)
M・メロ(ブラジル)/ N・キリオス組
5.男子シングルス
E・ロジェ=ヴァセラン 5-6 (5-7) N・キリオス
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得率によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム率が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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