テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は3日、女王
S・ウィリアムズ(アメリカ)のフィリピン・マーベリックスはシンガポール・スラマーズにゲームカウント24-26で敗れ、黒星スタートとなった。
>>IPTL特集ページ<<フィリピン・マーベリックスにとって、この日が大会初戦だった。
第1試合のレジェンドシングルス、最終ポイントで
M・フィリプーシス(オーストラリア)がIPTL独自のルールであるパワーポイントシステムを成功させて
C・モヤ(スペイン)を6-4で下す。
第2試合の女子シングルスには女王セリーナが登場するも
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)に4-6で敗れ、ゲームカウント10-10のタイに戻される。
続く第3試合の男子ダブルスで
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組が
M・メロ(ブラジル)/
D・ブラウン(ドイツ)組を6-4で下し、再びフィリピン・マーベリックスがリード。
しかし、第4試合のミックスダブルスでロジェ=ヴァセラン/
J・ガイドソバ(オーストラリア)組はメロ/ プリスコバ組に4-6で敗れ、またもゲームカウントを20-20のタイに戻され、勝敗は第5試合に委ねられた。
そして運命の第5試合、男子シングルスでM・ラオニチは
N・キリオス(オーストラリア)に4-6で敗れ、フィリピン・マーベリックスは白星を飾ることが出来なかった。
明日12月4日(金)は
錦織圭が所属するジャパン・ウォリアーズと対戦する。
一方、勝利したシンガポール・スラマーズは戦績を1勝1敗とした。4日はインディアン・エーシーズとのカードと対戦する。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【フィリピン・マーベリックス vs シンガポール・スラマーズ 24-26】
1.レジェンドシングルス
M・フィリプーシス 6-4 C・モヤ
2.女子シングルス
S・ウィリアムズ 4-6 Ka・プリスコバ
3.男子ダブルス
R・ガスケ/ E・ロジェ=ヴァセラン組 6-4 M・メロ/ D・ブラウン組
4.ミックスダブルス
E・ロジェ=ヴァセラン/ J・ガイドソバ組 4-6 M・メロ/ Ka・プリスコバ組
5.男子シングルス
M・ラオニチ 4-6 N・キリオス
各チームの出場選手
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭、
M・シャラポワ(ロシア)、
奈良くるみ、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、
P・コールシュライバー(ドイツ)、
PH・エルベール(フランス)(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ、M・ラオニチ、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、M・フィリプーシス、E・ロジェ=ヴァセラン、R・ガスケ、
TH・フェイ(フィリピン)、J・ガイドソバ
SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ(スイス)、N・キリオス、M・メロ、D・ブラウン、Ka・プリスコバ、C・モヤ
UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ(セルビア)、
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、
D・ネスター(カナダ)、
K・ムラデノヴィック(フランス)、
G・イバニセビッチ(クロアチア)
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