テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)の日本ラウンド(日本/神戸、ハード)は2日、UAE・ロイヤルズに敗れたシンガポール・スラマーズの
N・キリオス(オーストラリア)が会見を行った。
>>IPTL特集ページ<<チームこそ敗れたが、キリオスは世界ランク6位の
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下す活躍を見せた。
キリオスはスマートフォンを触りながら着席すると、しばらくしてから報道陣に耳を傾けた。
「とてもいいプレーが出来た。また、自分のシスターも日本に住んでいるから、このIPTLという大会で日本に来られることをとても楽しみにしていた。」
今大会でのチームの雰囲気や、ムードメーカーは誰かという質問に「元々、団体戦は好きだけど昨年のIPTLを経験して、1年で最も好きな大会の1つになった。チームを盛り上げるために頑張っている。ムードメーカーについて名前をあげるとしたら、
D・ブラウン(ドイツ)だ。」とコメント。
普段と違う雰囲気で行われる試合については「楽しいの中にも真剣勝負して勝ちたいという気持ちがある。特に、自分は負けず嫌い。」とキリオス。
続けて「日本の皆さんは試合になかなか入ってこないというのはあるけど、今日の試合の中でも盛り上がる部分があった。慣れてくれば、もっと面白くなると思う。」と返した。
IPTLのルールの中でレギュラーシーズンに取り入れたいルールについて聞かれると「IPTLのスピードという面では、とても早くて自分には合っていると思う。レギュラーシーズンの中でも、もっとスピードアップした方が良い。」とコメントを残し会見を終えた。
IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
勝利したチームは4ポイントを獲得、敗れたチームは試合の獲得ゲーム数が20ゲーム以上なら2ポイント、10ゲーム以上なら1ポイント、10ゲーム未満なら0ポイント獲得となり、4節を終え獲得ポイントが高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
【UAE・ロイヤルズ vs シンガポール・スラマーズ 26-20】
1.女子シングルス
A・イバノビッチ(セルビア) 6-3
B・ベンチッチ(スイス)2.男子シングルス
T・ベルディヒ 2-6 N・キリオス
3.男子ダブルス
T・ベルディヒ/
D・ネスター(カナダ)組 6-5
M・メロ(ブラジル)/ D・ブラウン組
4.ミックスダブルス
K・ムラデノヴィック(フランス)/ D・ネスター組 6-3 M・メロ/
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)組
5.レジェンドシングルス
G・イバニセビッチ(クロアチア) 6-3
C・モヤ(スペイン)各チームの出場選手
JAPAN WARRIORS(ジャパン・ウォリアーズ)、
錦織圭(日本)(日本)、
M・シャラポワ(ロシア)、
奈良くるみ(日本)、
M・サフィン(ロシア)、
L・パエス(インド)、
M・ルチッチ=バーロニ(クロアチア)、
P・コールシュライバー(ドイツ)、PH・エルベール(フランス)
INDIAN ACES(インディアン・エーシーズ)
S・ミルザ(インド)、
R・ボパンナ(インド)、
S・ストーサー(オーストラリア)、
F・サントロ(フランス)、
G・モンフィス(フランス)、
I・ドディグ(クロアチア) PHILIPPINE MAVERICKS(フィリピン・マーベリックス)
S・ウィリアムズ(アメリカ)、
M・ラオニチ(カナダ)、
A・トムヤノヴィッツ(クロアチア)、
M・フィリプーシス(オーストラリア)、
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)、
R・ガスケ(フランス)、
TH・フェイ(フィリピン)SINGAPORE SLAMMERS(シンガポール・スラマーズ)
B・ベンチッチ、N・キリオス、M・メロ、D・ブラウン、Ka・プリスコバ、C・モヤ
UAE ROYALS(UAE・ロイヤルズ)
A・イバノビッチ、T・ベルディヒ、D・ネスター、K・ムラデノヴィック、G・イバニセビッチ
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