男子テニスツアーの下部大会である慶應チャレンジャー国際テニストーナメント(日本/ 神奈川県、ハード)は21日、シングルス準決勝が行われ、第5シードの
ダニエル太郎が第3シードの
伊藤竜馬との日本人対決を6-4, 6-1のストレートで制し、決勝進出を果たした。
この試合、第1セットでダニエル太郎はミスの少ない試合を展開。第10ゲームで伊藤のペースが乱れたところをダニエル太郎が攻めて、このセット2度目のブレークに成功し先取する。途中、伊藤はフラストレーションからラケットを投げて声を張りあげる場面も見られた。
第2セットでもペースを乱さなかったダニエル太郎が2度のブレークに成功。最後はサービスエースを決めて勝利を手にした。試合時間は1時間5分。
勝利の瞬間、ダニエル太郎は大きく両手を上げて喜びを表現した。
ダニエル太郎と伊藤は、過去の慶應チャレンジャーで2度対戦しており、対戦成績は1勝1敗。今回勝利したことにより、ダニエル太郎は伊藤との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。
決勝では、第4シードの
添田豪と対戦する。添田は同日の準決勝で第2シードの
M・エブデン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
ダニエル太郎は、前週の兵庫ノア・チャレンジャーでも決勝まで駒を進めており、今回で2週連続の決勝進出となった。兵庫ノアでは、J・ミルマン(オーストラリア)に敗れるも準優勝を飾っている。
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