来年1月の全豪オープンで現役引退を表明している元世界ランク1位の
L・ヒューイット(オーストラリア)が、ATPツアーでの功績を称える「Roll of honour」を受賞し、水曜日に現在行われているATPワールドツアー・ファイナルで表彰された。
2001年と2002年のATP最終ランキングで世界ランク1位に輝いたヒューイットには、同じく元世界1位の
J・マッケンロー(アメリカ)、
M・ビランデル(スウェーデン)、
B・ベッカー(ドイツ)らが見守る中、ATPチェアマンのC・カーモードによって特製の写真入りフレームが手渡された。
34歳のヒューイットは2001年の全米オープンでグランドスラム初優勝を飾り、2002年にはウィンブルドンで四大大会2度目のタイトルを獲得した。その後は怪我などによりランキングを下げるも、これまでキャリア通算30勝をあげている。
来年の全豪オープンで現役引退を表明しているヒューイットだが、国別対抗戦であるデビスカップのオーストラリア代表の新監督に就任することが決まっており、選手としてではなくチームの監督として出場選手の力を最大限に発揮させるサポート役にまわる。
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