男子テニスツアーの最終戦であるATPワールド・ツアーファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)は17日、グループ・スタン スミスの予選ラウンドロビンが行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を7-5, 6-2のストレートで下し、ジョコビッチの連勝を止めると同時に準決勝進出を決めた。
>>ツアーファイナル組合せ表<<ジョコビッチのツアーファイナルでの連勝を15で止めたフェデラーは「大会前、ジョコビッチの連勝を止められるとは思っていなかった。なぜなら、彼(ジョコビッチ)のインドア・ハードコートでの成績と、今季の成績が素晴らしすぎたから。しかし、今日は自分のチャンスをしっかり感じることが出来た。」と語っていた。
ツアーファイナルで6度の優勝を誇るフェデラーは、第1セットの第12ゲームでブレークすると、このセットを先取した。第2セットはゲームカウント2-2から4ゲーム連取して試合に終止符を打った。
ウィンブルドンと全米オープンの決勝戦でジョコビッチに敗れていたフェデラーはこの日の勝利でツアーファイナル13度目の準決勝進出を決めた。
15日の試合でフェデラーは第6シードの
T・ベルディヒ(チェコ共和国)を下していたため、予選ラウンドロビンを2勝0敗とした。フェデラーは19日に第8シードの
錦織圭(日本)との試合を残している。
(STATS - AP)
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