男子テニスツアーの下部大会である兵庫ノア・チャレンジャー(日本/兵庫、ハード)は14日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの
西岡良仁(日本)が敗れるも第4シードの
ダニエル太郎(日本)は決勝へ進出。4強に残った日本人選手で明暗が分かれ、決勝戦での日本人対決とはならなかった。
センターコートの第1試合に登場した西岡は、第1シードのJ・ミルマン(オーストラリア)と対戦。第1セットから完全にミルマンに主導権を握られた西岡は、第1セットで1ゲームも取れずに落とす。第2セットの中盤から自身の持ち味である粘り強いプレーで挽回を狙うも、わずか55分で敗れることになった。
続く第2試合には第4シードのダニエル太郎が登場。第6シードの
K・クラフチュク(ロシア)と初の顔合わせとなった。
第1セットから接戦となるも、ダニエル太郎が第7ゲームで1度のブレークチャンスをものにすると勢いに乗りこのセットを先取。第2セットはタイブレークへ突入し、クラフチュクのミスや粘りあるプレーを披露したダニエル太郎がポイント連取に成功し見事勝利を手にした。
もし、西岡が勝利していた場合、決勝戦での日本人対決となるところだったが、惜しくも実現とはならなかった。
決勝はダニエル太郎とミルマンの対決となった。両者は今年アメリカのチャレンジャーで1度だけ対戦しており、その時はミルマンがストレートで勝利している。
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