女子テニスツアーのホアヒン・チャンピオンシップ(タイ/ホアヒン、ハード)は11日、シングルス準々決勝が行われ、18歳の
大坂なおみ(日本)と
日比野菜緒(日本)がベスト4進出を果たし、準決勝で両者の対決が実現することになった。
準々決勝で大坂は、第1シードの
土居美咲(日本)を下して勝ち進んでいた世界ランク167位のF・リュー(中国)に6-7 (4-7), 6-1, 6-3の逆転で勝利しベスト4進出を決めた。
今大会の1回戦では第6シードの
E・ロディナ(ロシア)、2回戦ではP・M・ティグ(ルーマニア)を共に逆転で下しており、これで3試合連続の逆転勝利となった。
また大坂とは対象的に、日比野は3試合いずれもストレートで4強入りを決めている。
両者はITFの下部大会である昨年の久留米市ベストアメニティカップ準々決勝で顔を合わせており、その際は日比野が6-1, 6-0で圧勝した。
18歳の大坂は、先月行われた女子ツアーの最終戦と同時開催されたライジングスター・インビテーショナルに出場し、決勝で
C・ガルシア(フランス)を逆転で破り優勝を飾った。
一方、今月28日に21歳の誕生日を迎える日比野は、10月に行われたタシケント・オープンでツアー初のタイトルを獲得。また世界ランキングを大きくジャンプアップさせ、現在は78位まで上り詰めている。
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