男子テニスツアーのBNPパリバ・マスターズ(フランス/パリ、ハード)は4日、シングルス2回戦が行われ、第12シードの
M・チリッチ(クロアチア)は世界ランク29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-7 (3-7), 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初戦で姿を消した。
>>パリ・マスターズ対戦表<<両者は今回が2度目の対戦で、チリッチとディミトロフの対戦成績は1勝1敗となった。
今大会シード選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が初戦だったチリッチは、ディミトロフに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開するも、10度あったブレークチャンスを1度も活かすことが出来ず、2度のタイブレークの末に2時間13分で敗れた。
世界ランク11位のチリッチは先日のクレムリン・カップで大会2連覇、今シーズン初の優勝を飾っており、その後はスイス・インドアの準々決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れて4強入りを逃した。
一方、勝利したディミトロフはこれまでキャリア4勝をあげているが、今年は思い通りの成績を残せず苦しいシーズンを送っている。世界ランキングも昨年8月に自己最高位となる8位を記録したが、今では29位にランクを落とした。
しかし、今回は第12シードのチリッチを破り、第8シードの
D・フェレール(スペイン)との3回戦に駒を進めた。
■関連ニュース■
・開脚ショット披露のディミ・破局? シャラポワ・ディミ・ディミ戦でハプニング起こる