男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード)は29日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
F・ロペス(スペイン)、第4シードの
F・フォニュイーニ(イタリア)、第5シードの
B・ペール(フランス)とシード3選手が早期敗退を喫した。
今大会の上位シード勢は1回戦免除のため、ロペスとフォニュイーニは2回戦が初戦となった。
ロペスは
S・ジョンソン(アメリカ)と対戦し、17本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入った時に80パーセントと高い確率でポイントを獲得するも、ジョンソンに2度のブレークを許して4-6, 6-7 (3-7)のストレートで敗れた。
過去の同大会では今大会含め7年連続で出場を果たすも、そのうち5度の初戦敗退を喫しており、ロペスにとって相性の悪い大会。
今年の全米オープンでベスト8進出、マレーシア・オープンでは準優勝を飾っていたが、楽天ジャパン・オープンは初戦敗退、上海マスターズでは3回戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れた。
その他シード勢は、世界ランク22位のフォニュイーニが予選勝ち上がりの
M・ズベレフ(ドイツ)に2-6, 6-7 (3-7)のストレート、ペールが
J・ソウサ(ポルトガル)に3-6, 6-2, 3-6のフルセットで敗れて姿を消した。
また、同日行われたシングルス2回戦では、第6シードの
G・ガルシア=ロペス(スペイン)が
ダニエル太郎(日本)、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)が
A・ルブレフ(ロシア)をそれぞれストレートで下してベスト8進出を決めている。
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