男子テニスツアーのバレンシア・オープン(スペイン/バレンシア、ハード)は27日、シングルス1回戦が行われ、第5シードで世界ランク21位の
B・ペール(フランス)がラッキールーザーで出場の同130位の
N・ゴンボス(スロバキア)に3-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利し、2回戦進出を果たした。
同大会では予選敗退を含め今年が4度目の出場で、今回が本戦で初の勝利となった。
この試合、ペールはゴンボスに1度サービスをブレークするも2度ブレークを許してしまい、第1セットを落としてしまう。
第2セット以降は7度のブレークチャンスのうち5度ブレークにつなげるなど勝負所でポイント獲得に成功、試合全体のトータルポイントではゴンボスを下回ったが1時間41分で勝利を収めた。
2回戦では、世界ランク46位の
J・ソウサ(ポルトガル)と顔を合わせる。両者の対戦は今回が初めて。
ペールは先週行われたチャレンジャーのブレストアリーナ・オープンに第1シードで出場し、決勝で
I・ドディグ(クロアチア)に敗れ準優勝に終わった。
今大会の主なシード勢は、第1シードに
D・フェレール(スペイン)、第2シードに
F・ロペス(スペイン)、第3シードに
B・トミック(オーストラリア)、第4シードに
F・フォニュイーニ(イタリア)となっており、上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場。
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