大阪市長杯 2015 スーパージュニアテニス選手権大会は16日、靭テニスセンター(大阪府大阪市/ハード)で女子シングルス準々決勝が行われ、
本玉真唯(日本)は第4シードのD・ヤストレムスカ(ウクライナ)を4-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、ベスト4進出を果たした。
スーパージュニアテニス選手権大会の女子歴代優勝者には、
C・ウォズニアキ(デンマーク)や
V・アザレンカ(ベラルーシ)らが優勝を飾っており、この大会に出場した選手からは世界トップクラスの選手が誕生している。2007年には
奈良くるみ(日本)も優勝トロフィーを手にしている。
この試合、第1セットを落とした本玉だったが、続く第2セットでミスが目立ち始めたヤストレムスカの隙をついて1セットオールに。その後、ペースを掴んだ本玉はポイントを獲得する度に声をあげて自身を奮い立たせて勝利を手にした。
準決勝では、第1シードの
K・スワン(イギリス)(イギリス)とX・ガオ(中国)の勝者と対戦する。
敗れたD・ヤストレムスカ(ウクライナ)
現在16歳の本玉は、ITFジュニアランキング231位。8月に行われたダンロップ全日本ジュニアテニス選手権で、16歳以下女子シングルスに出場。決勝で第1シードの坂田季美佳(関東/山梨学院大学附高)をストレートで下し、見事優勝を飾っている。
また、国別対抗戦ジュニアフェドカップ(スペイン/マドリッド)16歳以下のメンバーに選出された本玉は、第7シードのイギリスとの対戦でシングルス第1試合に登場し、日本の勝利に貢献した。
同日の準々決勝では、予選勝ち上がりの
内藤祐希(日本)が第15シードのW・クリク(ポーランド)をストレートで下して準決勝へ駒を進めた。また、同じく予選勝者の松田美咲は第11シードのB・シェンギズにフルセットの末に敗れた。
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