イタリア人プロテニス選手の
D・ブラッチアリ(イタリア)と
P・スタラーチェ(イタリア)に、八百長を働いて故意に試合結果を操作したことから下されていた、プロテニス界からの永久追放処分が撤回されたとイタリア・テニス協会が発表した。
協会からの控訴審は現地土曜日に、スタラーチェにはその全てを、ブラッチアリには永久追放処分から一年間の出場停止処分へと大幅に減刑される決断を下した。
ブラッチアリに課されていた罰金も半額となる2万ユーロ(約2万2500ドル:約270万円)へと減額された。
8月に最初に下された判決は、クレモナの司法当局の調査結果を受けてのものだった。
今回の八百長事件は、後に逮捕されることとなった会計士とブラッチアリとの間で、2007年に交わされた会話の中で、アメリカのニューポート大会で故意に八百長を働くことを認めているものだった。
一方のスタラーチェは、2011年にその後逮捕されるている賭博場のオーナーが、カサブランカ大会の決勝戦で故意に負けることをスタラーチェが了承するような会話を聞いたと証言していた。
スタラーチェは2012年に自己最高位の世界ランク40位を、ブラッチアリは2006年に自己最高位の世界ランク49位を記録した選手だった。
(STATS - AP)
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