男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は6日、シングルス1回戦が行われ、第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)が
R・シュティエパネック(チェコ共和国)に7-5, 6-3のストレートで勝利して2回戦進出を決めた。
>>楽天OP対戦表<<この試合の第1セット、ワウリンカは得意の片手バックハンドでネットに出るシュティエパネックの横を抜くパッシングショットを決めた。第12ゲームの最後はシュティエパネックのダブルフォルトでこのセット2度目のブレークに成功して先取する。
第2セットでは、第2ゲームでブレークに成功したワウリンカがシュティエパネックに1度もブレークチャンスを与えない試合を展開し1時間17分で勝利した。
両者は今回が6度目の対戦で、ワウリンカが勝利したことで対戦成績は2勝4敗となった。
WOWOWの中継で、試合後のオンコートインタビューでは「今日の試合の出来には自分でも満足している。日本に戻ってこられてとても嬉しい。」と話していたワウリンカ。
2回戦では
伊藤竜馬(日本)と対戦する。ワウリンカは昨年の同大会1回戦で伊藤に敗れて初戦敗退を喫しており、今回はリベンジマッチとなる。同大会では2009・2012年のベスト8が最高成績。
伊藤との対決については「去年の試合の出来にはちょっと満足していなかった。伊藤選手は良い選手だし、タフな選手。去年よりも良いプレーをしてもう少しこの大会に残っていたい。」と意気込みを述べていた。
世界ランク4位のワウリンカは、キャリア通算10勝を誇り、今季は3勝をあげている。全仏オープンでは、決勝で王者
N・ジョコビッチ(セルビア)を下してグランドスラム2度目の優勝を飾った。
その後のウィンブルドンではベスト8、全米オープンではベスト4と好成績をおさめている。
(引用元WOWOW)
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