男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は5日、シングルス1回戦が行われ、第2シードの
錦織圭(日本)が18歳の
B・コリッチ(クロアチア)に2-6, 6-1, 6-2の逆転で勝利し、2連覇と大会3度目の優勝に前進した。
>>楽天OP対戦表<<第1セットを落とした錦織は第2セットから冷静なプレーで本来のテニスを取り戻し、第2・第3セット合わせて3ゲームしかコリッチに与えず、2時間8分で勝利した。
「第1セットは焦ってしまい、ボールが浅くなってしまった。加えてミスも多かった。」と語る錦織。全米オープンでまさかの1回戦敗退後はコロンビアとのデビスカップに臨み、シングルスで2勝を飾り日本勝利に貢献した。
「第2セットは、じっくりプレーすることが出来た。それと同時にレベルを上げて、より攻撃的なプレーが出来た。第3セットは最高のテニスだったと思う。」
2回戦で錦織は、
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下したビッグサーバーの
S・クエリー(アメリカ)と顔を合わせる。
2012・2014年の楽天ジャパン・オープンで優勝している錦織。今年はメンフィス・バルセロナ・ワシントンの3大会でタイトルを獲得した。
(STATS - AP)
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