男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は4日、予選2回戦が行われ、予選第6シードの
添田豪(日本)が世界ランク133位の
M・エブデン(オーストラリア)に3-6, 6-4, 3-6のフルセットの末に敗れて本戦出場を逃した。この結果、日本勢は全滅となった。
>>楽天OP予選対戦表<<この試合、第1セットを落とした添田は第2セットから徐々に調子を上げていき、第10ゲームでブレークに成功して1セットオールとする。
第3セットでは先にブレークに成功した添田であったが、その後エブデンに2度のブレークを許し、流れを引き戻せないまま2時間1分で敗れた。
添田は今大会、予選1回戦で主催者推薦枠で出場の
仁木拓人(日本)との日本人対決を制しての勝ち上がり。2005年から同大会に出場しており、今回初めて予選からの出場となっていた。
また、今大会の予選には添田の他に
江原弘泰(日本)、
関口周一(日本)、仁木、
杉田祐一(日本)、
守屋宏紀(日本)らも出場していたが、江原・関口・仁木・杉田は1回戦敗退。守屋は2回戦で姿を消した。よって、日本勢から本戦出場者は現れなかった。
一方、予選を勝ち抜き本戦出場の切符を手にしたのは
D・ヤング(アメリカ)、
A・クライチェック(アメリカ)、
M・ユーズニー(ロシア)、エブデンの4選手となった。
5日から始まる本戦には、日本勢からワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の
伊藤竜馬(日本)、
西岡良仁(日本)、
内山靖崇(日本)の3選手が登場。伊藤と西岡は1回戦で対戦する組み合わせとなっている。
昨年覇者で第2シードの
錦織圭(日本)も初日に登場し、1回戦で世界ランク38位のB・コリッチと対戦する。試合はセンターコートの第3試合に組まれている。
今大会のシード勢は第1シードに
S・ワウリンカ(スイス)、第2シードに錦織、第3シードに
G・シモン(フランス)、第4シードに
R・ガスケ(フランス)、第5シードに
K・アンダーソン(南アフリカ)、第6シードに
M・チリッチ(クロアチア)、第7シードに
F・ロペス(スペイン)、第8シードに
G・ディミトロフ(ブルガリア)となっている。
順当に勝ち上がった場合、錦織は準々決勝では昨年の全米オープン決勝で敗れたチリッチ、準決勝では過去5戦全敗のガスケ、決勝では今年の全仏覇者であるワウリンカと対戦する厳しい組合せとなった。
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