ヨネックス株式会社は、20日に行われた会見でオーストラリアテニス協会とグランドスラムの1つである全豪オープンのオフィシャルストリンガー契約が決まったと発表した。
会見には今年の全豪オープン ミックスダブルスで優勝を飾った
M・ヒンギス(スイス)が優勝トロフィーを手にして登場した。
来年の全豪オープンから、ERSA(ヨーロッパストリンガーズ協会)、USRSA(アメリカストリンガーズ協会)、JRSA(日本ストリンガーズ協会)のいずれかの検定資格を有する世界各地のトップストリンガーで構成された「ヨネックスストリンギングチーム」を派遣し、選手が最高のパフォーマンスを発揮出来るようサポートする。
「ヨネックスストリンギングチーム」は、テニスにおいて北京五輪、ロンドン五輪でオフィシャルストリンギングサービスを務めて実績を積み重ね、経験に裏打ちされた確かな技術と、日本製の高性能なストリングマシンによるストリンギングが高く評価されている。
豊富な知識と確かな技術を持つストリンガーのグローバルネットワークとして、より優れた知識や技術を有し、選手のパフォーマンスを向上させるなど、お客様へのサービス向上を図ることを目的として組織された。
テニスのみならず、バドミントン、ソフトテニスとオリンピックを含む国際大会で活動を行っており、そのメンバーは世界各地に約700名、ラケットスポーツでは世界一の組織となる。
全豪オープンでは予選から約1カ月間、20名以上ものストリンガーが休むことなくストリンギングサービスを行う。総本数は4,000本以上と、正確さとスピードが求められる。
■関連ニュース■
・ヨネックス イギリスで受賞・17歳ベンチッチ ヨネックスと契約・ワウリンカ 短パン「オンリーワン」