テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は11日、男子ジュニア部門のダブルス準決勝が行われ、
綿貫陽介(日本)/ LG・ハリス(南アフリカ共和国)組がB・ホルト/ R・スミス組に6-4, 4-6, 8-10の接戦の末に逆転で敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。
>>全米オープン対戦表<<この試合、第1セットを先取した綿貫/ ハリス組だったが、第2セットを落として1セットオールとなり、どちらも譲らない展開が繰り広げられるも、僅差で敗れて姿を消すこととなった。
綿貫は、
綿貫敬介(日本)、
綿貫裕介(日本)の3兄弟の末っ子として知られている。
現在17歳の綿貫は、今年の全豪オープンのジュニア部門で予選を勝ち上がり初の本戦出場。シングルスではウィンブルドンのジュニア部門でベスト16が自己最高となっている。今大会のシングルスでは初戦突破を果たすも2回戦で敗れた。
また、8月に行われたダンロップ全日本ジュニアテニス選手権では、18歳以下男子シングルスに出場。準決勝では昨年優勝者の
高橋悠介(日本)をストレートで下し、決勝で
小林雅哉(日本)に敗れて惜しくも準優勝に終わった。
また、今大会のシングルスには綿貫の他に、高橋悠介、
山崎純平(日本)、
福田創楽(日本)、
サンティラン晶(日本)が出場していたが、高橋・山崎・福田の3選手が2回戦敗退、サンティラン晶は3回戦で姿を消した。
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