テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は1日、女子シングルス1回戦が行われ、ボトムハーフ(対戦表の下半分)に位置する第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)、第4シードの
C・ウォズニアキ(デンマーク)、第5シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)、第9シードの
G・ムグルサ(スペイン)らが順当に2回戦進出を決めたが、今年の全仏ファイナリストで第6シードの
L・サファロバ(チェコ共和国)、第14シードの
T・バシンスキー(スイス)らシード4選手が姿を消した。
>>全米オープン対戦表<<前日に行われた1回戦では、トップハーフ(対戦表の上半分)で既にシード6選手が初戦敗退を喫している。
この日登場した第2シードのハレプは
M・イラコビッチ(ニュージーランド)と対戦し、6-2, 3-0とリードした時点でエラコビッチが途中棄権を申し入れたため、ハレプは2回戦進出を決めた。
さらに、昨年準優勝者のウォズニアキは、主催者推薦枠で出場のJ・ロエブと対戦。6-2, 6-0のストレートで下して1時間7分で勝利をおさめた。
しかし、今年の全仏オープンでグランドスラム初の決勝進出を果たしたサファロバが、
L・ツレンコ(ウクライナ)に4-6, 1-6のストレートとまさかの敗戦を喫して1回戦で姿を消した。
また、今年の全仏で4強入りの活躍を見せたバシンスキーは、
B・ストリツォワ(チェコ共和国)に敗れて初戦敗退となった。
日本勢からは
奈良くるみ(日本)が登場し、1回戦で第27シードの
A・コルネ(フランス)を逆転で破るシードダウンを演じた。
2回戦では予選勝者の
S・ロジャース(アメリカ)と対戦する。
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