男子テニスツアーのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード)は28日、シングルス準決勝が行われ、予選勝ち上がりの
PH・ハーバート(フランス)が第13シードの
S・ジョンソン(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-5), 6-2の逆転で破り、ATPツアー初の決勝進出を決めた。
この試合、第1セットを1度ブレークされて落としたハーバートは、第2セットのタイブレークを制してセットカウント1-1にする。
勝敗のかかる第3セットでは、ジョンソンに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開。自身は2度のブレークに成功して1時間40分で勝利を手にした。
試合を通してハーバートは19本ものサービスエースを決めた。
ツアー初優勝をかけ、決勝では第2シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。
24歳のハーバートは、現在世界ランク140位で自己最高位は今年1月に記録した107位。
シングルスでは今回がツアー初の決勝進出となったが、ダブルスでは2勝をあげており、今年の全豪オープンでは
N・マウー(フランス)とのペアで準優勝を飾っている。
一方、決勝で対戦するアンダーソンは、今大会シード勢が早期敗退の中で順当に勝ち上がり、キャリア通算3勝まであと1歩に迫った。
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