男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は5日、シングルス2回戦が行われ、18歳の
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク14位で第5シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)を2-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、3回戦進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、第1セットでズベレフはアンダーソンに2度ブレークを許して先取される。第2セットではファーストサービスのポイント獲得率を第1セットの63パーセントから87パーセントに上げ、さらに1ブレークに成功してセットカウント1-1にする。
勝敗がかかる第3セットで、ズベレフが序盤にブレークに成功して1時間56分で逆転勝利をおさめた。
3回戦では
A・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦する。
ズベレフは今大会の1回戦で、予選を勝ち上がった
西岡良仁(日本)と対戦し、ストレートで下して2回戦進出を決めていた。
先日行われたスキースター・スウェーデン・オープンでは
J・モナコ(アルゼンチン)、
T・ベルッチ(ブラジル)らを下してツアー2度目の4強入りを果たすも、準決勝で
T・ロブレド(スペイン)に敗れて初の決勝進出とはならなかった。
一方、敗れた世界ランク14位のアンダーソンは6月のAEGON選手権で準優勝。ウィンブルドンでは王者
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、2日がかりの激闘の末に敗れるも2セットアップとジョコビッチを追い込んでいた。
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