8月3日から始まる男子テニスツアーのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード)に出場する世界ランク5位の
錦織圭(日本)が31日に自身の公式ブログを更新し、近況を報告した。
約1カ月前のウィンブルドンで左足の負傷により2回戦を棄権した錦織は、その後コーチの
M・チャン(アメリカ)が主催する「マイケル・チャン テニス・クラシック」のエキシビションマッチに参加していた。
「ウィンブルドンが終わりこの2週間しっかり練習、トレーニングできました。10日間はカリフォルニアでマイケルと基礎的な練習を、この1週間はIMGアカデミーで試合形式の練習をたくさんやりました。」と近況を綴った錦織。
さらに「今週は
T・ハース(ドイツ)選手がアカデミーにいたのでセット練習などを彼とやり、毎日少しずつ感覚は良くなってきてる。」と自信を取り戻せたことを明かした。
「カリフォルニアで練習してる時マイケルにひたすら球出しをされ、頭の中では俺は何の為にやっているんだろう。とかこんなきついことしてちゃんと身になっているんだろうかとか、、」
続けて「でもそんな考えはすぐ吹き飛び、僕は自分の為に全てやっているんだと再確認しました。自分の限界に挑戦する旅であり、自分の人生をちゃんと楽しもうと、ふと思いました。人の為に生きるのはテニス以外で出来るし、テニスしてる時だけは自分の為だけに限界まで頑張ってみようと。」と練習中に自問自答して前向きに捉えた。
シティ・オープン後、錦織はロジャーズ・カップ男子とW&Sマスターズ男子に出場予定。このマスターズ2大会は昨年欠場している。
さらにその後は、昨年グランドスラム初の準優勝を飾った全米オープンに出場予定となっている。
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