小学生日本一を競う第33回第一生命全国小学生テニス選手権大会(東京/相娯園総合グラウンドテニスコート、クレー)は30日、男子シングルス決勝が行われ、
井上玄意(日本)(三重/津市立桃園小学校)が細川暖生(東京/八王子市立下柚木小学校)を6-2, 6-0のストレートで下し、優勝した。井上は表彰式のスピーチで今大会を振り返った。
決勝戦、井上は全身を使ったパワフルなショットを放ち、細川を圧倒。さらにポイントをとれば「カモーン!」と叫び、ガッツあるプレーで日本一の座を手にした。
表彰式では試合の時とは違い、落ち着いた表情でのスピーチだった。井上からは謙虚さと素直さが感じ取れた。
「特別協賛をしてくれた第一生命様、関係者の皆さん、ありがとうございました。お父さんとお母さんが試合の送り迎えをしてくれたから、僕はここにいると思います。」と感謝の念を述べた。
続けて「コーチに教えてもらったことを試合に活かしたから、優勝に辿り着いた。試合前に
西岡良仁(日本)くんからアドバイスをもらったから優勝出来たと思います。」と現在世界ランク137位の西岡からの助言を受けて戦っていたことを明かした。
西岡は2007年の全国小学生テニス選手権大会で優勝した。また2001年は現在男子テニス世界ランク5位の
錦織圭(日本)が日本一の座を手にしている。
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