マレー「新鮮な気持ちさ」

男子テニスツアーの上海マスターズ（中国/上海、ハード、賞金総額約652万ドル/優勝賞金約80万ドル）は８日、シングルス２回戦が行われ、第１１シードのＡ・マレー（英国）がＪ・ヤノヴィッツ（ポーランド）を7-5, 6-2のストレートで下し、順当に３回戦へ進んだ。

この試合マレーはファーストサービスが入った時８２パーセントの確率でポイントを獲得し、ヤノヴィッツから３度のブレークに成功し１時間２８分で勝利した。

両者は５度目の対戦となりマレーはヤノヴィッツに４勝１敗としている。

昨年のウィンブルドン準決勝の接戦からマレーは３連勝とした。

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また、マレーは先日行われたシンセン・オープンで約１５ヶ月ぶりとなる今季初優勝を飾る。

上海マスターズは２年ぶり４度目の出場となり、２０１０・２０１１年は優勝、２０１２年はＮ・ジョコビッチ（セルビア）に敗れ準優勝としている。

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ここへ来て、安定感のあるプレーを取り戻し始めたマレーは、最終戦への出場権争いに名を連ねている。「こんな状況に陥っているのはしばらくぶりだから、何か新鮮な気持ちさ。でもここまでは楽しんで出来ている。残る数大会では、もうちょっと集中させて欲しいと願うよ。」と勝利後の会見で話している。

マレーは３回戦で、同じく最終戦への切符争いの渦中にいる第５シードのＤ・フェレール（スペイン）と対戦する。この日の試合でフェレールはＭ・クリザン（スロバキア）を4-6, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で倒しての勝ち上がりとなっている。

（2014年10月9日17時25分）