女子テニスツアーの香港テニスオープン(中国/香港、ハード)は10日、シングルス2回戦が行われ、主催者推薦で第1シードの
S・リシキ(ドイツ)が
G・ミン(アメリカ)を6-1, 6-1のストレートで下し、順当にベスト8進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦となった。
この試合、リシキはファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得する完璧なサービスゲームを披露。さらに、ミンのサービスゲームを6度のブレークチャンスから5度のブレークに成功して、わずか40分で勝利をおさめた。
準々決勝でリシキは、
S・ゼン(中国)と対戦する。
強烈なサービスが武器のリシキは、7月に行われたバンク・オブ・ウエスト・クラシック1回戦でイバノビッチと対戦。敗れはしたものの、この試合で女子テニス最速のサービス、131マイル(約211キロ)を記録した。
《リシキのサービス記事はこちら》先日行われた全米オープンでは、3回戦で
M・シャラポワ(ロシア)に敗れて4回戦進出とはならなかった。
また、昨年のウィンブルドン決勝では
M・バルトリ(フランス)に敗れるも準優勝を飾っており、今年は大会初優勝を狙うも準々決勝でハレプに敗れた。
今大会には日本勢から
クルム伊達公子(日本)が出場していたが、2回戦で元世界4位の
F・スキアボーネ(イタリア)との対戦で3-6, 0-4となったところで途中棄権を申し入れたため、2回戦で姿を消した。
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